ひとりでがんばらないことが幸せに生きる道につながる
Vol.20【自分がまず幸せでいること】
皆さん、こんにちは。
介護メンタルセラピストの夏希優太です。
10月も半ばに入り肌寒くなってきたかと思えば
急に暑く感じる日もあって体調管理が難しいですね。
季節の変わり目でもあるのでご自愛ください。
では、今回のお話に入っていきましょう。
今回のテーマは「自分がまず幸せでいること」
これは介護をしていく上で本当に大事なことです。
先日とある動画を観ました。
その動画は芸人のにしおかすみこさんのもの。
にしおかさん自身も高齢の認知症のお母様の介護をなさっています。
動画の中で印象的だったのが「私は私の幸せを考えている」という言葉。
これは「まず自分が幸せでいるということを決めている」ということでもあります。
介護をしているとどうしても生活のペースが介護中心になってしまったり
何かしらの制限が生まれてしまいます。
それは現実として仕方のないこと。
けれどだからといって自分が幸せでいることを諦めることはないと思うのです。
介護者自身が満たされていることが、ケアにも反映されていきます。
まずは自分が幸せであることを大切にしていく。
では、具体的にそうあるために何をしていったらよいでしょうか。
それは自分の楽しめることやリラックスできる時間を日々の中に取り入れていくこと。
まとまった時間は難しいかもしれませんが、少しの時間でも大丈夫。
その時間を取るのと取らないのとでは心の余裕も違うはずです。
気持ちの切り替えにもなります。
そして、時には介護サービスの活用や周りの人達の協力も得て
まとまった時間を取って思いっきり羽を伸ばすことも一つの方法です。
介護があるからと自分の幸せを諦めてしまうのは勿体ないです。
楽しんで良いし、幸せでいていい。
介護者自身が幸せでいることは目の前の人に元気を与えることにもなります。
自分自身を大事にしていきましょう。
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夏希優太(なつきゆうた)プロフィール
山口県在住。
大学卒業後、金融業界への5年間の勤務を経て現在の介護の道へ転身。2012年、友人の勧めにて参加をしたセミナーにて斎藤さちよ氏とのご縁をいただき2013年メンタルエステスクールへ入校。同校での学びが始まる。
スクールの学びの中で自身の過去についても紐解いて中で物事の捉え方等について学び、少しずつ前向きに変化していく自分自身を実感。物事の視点をほんの少し変えるだけで生きやすくなるという自身の実体験を通し、一人でも多くの方がそうある世界であってほしいと願う思いが強くなりセラピストのカリキュラムも受講。現在従事している介護の仕事を通して、その分野からも人々の支えになっていけるようにと日々奮闘中。介護の道は天職だと、本気でそう思っている。