「LotusGarden」(蓮の花の咲く庭)
Vol.14【人生の扉のキーワード】
ようこそ、Lotus Gardenへ。
こころのアトリエ・そらいろcafeの みやです。
「ベクトルの向き」という言葉、
聞いたことがありますか?
実はこの言葉、
日本メンタルエステ協会の理事長はじめ
副理事の皆さんの記事によく出てくる言葉なんです。
最終的にその言動は誰に向かっているの?
ということなんですが、
私はこのベクトルの向き、
とてもくせ者で、
それでいてトリックに気がつくと、
あ!ということが起きる、
とても不思議で効果的な見方だと、思っています。
私は人の目を非常に気にするたちです。
子どもの頃からずっと親が基準で、
私の言動のベクトルは
「親の機嫌を損ねないこと」
つまり親に向いていました。
やがて、
「親」に「世間さま」がプラスされ、
だんだん複雑になり、
ただ「笑われないように」
ただ「後ろ指さされないように」
という思いが強く厳しくなるだけの日々でした。
自分が子育てをしている時も、
子どもたちへは、
世間からの視点を気にしたうえで
接していることが多かったのです。
でも、ある時この「ベクトルの向き」から、
驚くほどびっくりな
自分の心のトリックに気がついたのです。
実は、外じゃなくて、
ベクトルは自分にしか向いていないってこと、
分かりますか?
世間から「私が」どう見られるか。
世間から「私が」どう思われるか。
「私が」笑われないように。
「私が」後ろ指さされないように。
「私が」世間に立派な母だと認められるように。
外に向いていると思っていたベクトルは、
実は、外から自分がどう見られたいか、
ただただ、自分にしか向いていなかったのです。
ひたすら自分のことしか考えていなかったのですね。
そこに気がついた時、
とても自分が恥ずかしかった!
今から思えば、
世間から笑われたくなかったのは、
「子どもを通して見られる私」
なだけだったんですね。
でも、そうやって
強く強く自分を守ってきたのだとも思いました。
そしてこの言葉から
「私は自分を守ろうとしている」
ということにも気がつきました。
「ベクトルの向き」は、
私にとって、
次の扉への一つのキーワードとなりました。
人生にはたくさんの扉があって、
こうやって鍵になる言葉や出来事が、
ひっそりと渡されていたりします。
あなたには、
どんなキーワードが渡されていると思いますか?
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みや プロフィール
メンタルセラピスト(日本メンタルエステ協会認定)
パステルアート講師
曼荼羅アーティスト
こころセラピスト
愛知県在住。
スピリチュアルの世界で迷子になり、さまよっていた頃、メンタルエステスクールとつながる超強運の持ち主。2012年にスクール生になる。
その後も紆余曲折を経て、やっと「生きる」という実感を持って日々を「幸せ」に生きることができるように。
その経験から、誰でも 絶対大丈夫と思える人生を創ることができる、その力をみんな標準装備している、という信念のもと、アートを中心に活動している。
人生はいつだって新しく始まります。そして、自分を幸せにするのは自分自身、自分の心で創っていけます。
個人的にはかなり波乱万丈な人生を送っている、と思っている。
なので意外と経験豊富。
そして、とてつもなく強運で幸運の持ち主である。と思っている。
見た目はおばさん、声はおっさん、描く絵はメルヘン。
■ブログ:そらいろcafe ココロノアトリエ