自分らしい花の咲かせ方

Vol.20【新しい挑戦!筋トレから学んだこと】

 

2018年、わたしが挑戦したことの1つに

「筋トレ」があります。

学生時代から文化部だったということもあり

身体を鍛えることには無縁のまま今まできました。

 

下半身が特に太りやすかったせいもあり

本を読んだりDVDを買ったり

いろいろと試してみるも続かず・・・

 

体質だから仕方ないと言い聞かせながらも、

ずっとこのコンプレックスを持ち続ける自分を

どうにかしたいと思っていました。

 

そして今年、

いろいろなタイミングが揃い

パーソナルジムへ通うことに。

週2回、4カ月通いました。

結果としてはマイナス5キロ、

何より体力がつき身体を動かすことが楽しくなりました。

 

言葉で表現するとシンプルになってしまうのですが

この4カ月を振り返ると

言葉では言い表せない沢山のことを学んだ気がします。

自分1人だと分からなかった「自分の身体」を

プロの先生と一緒に見ていく、育てていく。

 

スタートした1カ月目が一番つらい時期でした。

食事の変化だけではなく、

今まで当たり前にしてきたことを変えていく日々。

「しんどい!!」の一言です(笑)

 

例えば私の場合、

間食に1日2度プロテインを作って飲むのですが、

水に溶かすだけの作業でも

仕事の合間に作って毎日飲むのは大変でした。

 

そんな時は

「人の行動は21日間で習慣化される」

といわれる法則を思い出し、

無心で(ここがポイントです笑)

21日間やっていれば慣れる、習慣になる

と信じて続けていました。

そしていまでは無事に習慣化することが出来ました。

 

それと、4カ月ジムに通う中で、

自分自身にとっての「当たり前」がどういうことなのか。

それを度々見つめる機会となりました。

 

小さなころから興味があった「人の心」。

学生時代には心理学を学び、

その後も人間や心について学ぶことが「当たり前」でした。

でも私にとって「身体を鍛える」ことが

全く未知の世界であったように、

心について全く触れずに生きている方たちもいる。

そんなことを改めて感じました。

 

自分の「当たり前」で周りを判断しすぎないようにしよう。

押し付けないようにしよう。

セッションを受けてくださるお客様の気持ちを

今一度大切に考えよう・・・。

 

全くの未知の世界に挑戦したことで、

改めて自分自身について考えさせてもらいました。

初心忘れるべからずという言葉って、

その分野を深く知れば知るほど忘れてしまいます。

でも、未知の世界を経験することで

気持ちを新たにすることが出来ました。

 

何かに挑戦するって、勇気が要ります。

そしてタイミングも大切です。

でもずっと心に「やってみたい」「知りたい」

そんな気持ちを持っていることがあるなら

それはあなたにとって「やれること」でもあると思うのです。

 

興味を持つものがあるって、すごいこと。

自分の心、想いがそれと今共鳴していることは

「たまたま」なんかではなく、すごいことです。

 

結果はどうなるかなんて誰も分からない。

だからこそ「今の自分」に向き合ってみると

未知なる楽しい自分に出逢えたりしますよ(笑)

 

2018年、大変お世話になりました。

2019年も笑顔多き幸せな年にしていきましょう。

Vol.19【楽しむことが世界をHAPPYにする】

 

先日、会社の野球部の試合の応援に行ったときのことです。

その日はたまたま2つの大会の試合が重なり、

準々決勝を決める試合と、

準決勝を決める試合を一日で行うことになりました。

午前中の試合も順調に勝ち進み、

その勢いもあって午後の試合も順調な滑り出しでスタート。

応援にも力が入ります。

が、途中でうちのチームだけが

異様に盛り上がっていることに気がつきました。

 

相手チームは強いチームなのですが、

スタートから笑顔は一切なく堅い表情。

声も出ていないし、

楽しむ空気とは程遠い雰囲気でした。

対してうちのチームの選手たちからは

「野球が楽しい!試合ができて嬉しい!」

という気持ちがストレートに伝わってくるのです。

 

選手たちが全身で野球を楽しんでいる姿を見ていると、

それが自然と応援席にも伝わって、

こちらもすごく楽しい気持ちになる。

それがまた声援となり、相乗効果で選手はヒットの連続。

点数が入り応援席もまた盛り上がり、

まさしく選手も応援席も1つになっている状態。

 

こんなにも「楽しむ」というエネルギーがその場所自体の空気を変え、

周りの人に影響を与え、幸せな気持ちにするものなのだと

改めて感じさせられた経験でした。

 

やっぱり「楽しむ」ってすごい力をもっているんですね。

 

でも楽しみながら色々なことに取り組みたい!と

自分では思って臨んでみても

現実は楽しむなんて状態ではなく落ち込んでしまったり。

人間だから色々ありますよね(笑)

 

「楽しめる」なんて一部の人間だけ!

結果を求められる場面でそんな余裕なんてない!と

昔の私は思っていました。

だから楽しみながら成果を上げている人を見ると

虚しい気持ちになったりして・・・

楽しむって難しいと思っていました。

同じような経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

でもある時、私は「楽しもう!」と言ってはいるけれど

心の奥底では

・真剣にやるのに楽しんではいけない

・成果を出すことにこだわらなければいけない

・ヘラヘラしてはダメだ 

と、自分の中で制限している部分があることに気がつきました。

 

幼少期の頃から「しっかりしてるね」と言われることが多く、

そうならなければいけないと自分で自分に言い聞かせてきたことが

多かったからかもしれません。

まさしく「思い癖」を発見した瞬間です。

 

でもそれが悪いわけではないのですよね。

みんな人生を生きていく中で色々なことが起きて、

その経験から自分の個性が出来ていったりするものです。

それも今世だけとは限らず、

前世からの影響があるのも否めません。

色々な背景をもって今ここに私たちが「在る」ということ。

 

自分の中の暗くてトゲトゲした部分が出てきた時に

否定をしたり拒否していましたが

それを止めたら、

そこには「愛しい自分」が眠っていました。

 

「楽しみながら成果も出せる」

そういう自分を許せるようになって、

周りに対しても優しい気持ちが生まれたから不思議です。

きっと思っている以上に

その思い癖で自分を縛っていて苦しかったのかもしれません。

 

野球の試合で改めて

「もっともっと私もこんな風に人生を心から楽しめる人になりたい」

ということと

「楽しむエネルギーや喜びのエネルギーを広げて皆でもっと幸せになりたい」

という気持ちを再確認しました。

 

幸せになるために地球を選んで生まれてきていることだけは

確かな私たちです!

まずは自分が笑顔になること、楽しめること、

思い切りやってみませんか?

一生懸命やる!というのがポイントです!

それが自分を超えて、周りを笑顔にし、

しいては日本を世界を笑顔にしていくことだと私は思うのです。

Vol.18【相手は鏡】

 

皆さん、ご自分の周りには、どんな方がいらっしゃいますか?

その方たちは、いつもどのような言葉を口にしていますか?

そしてそれに対して、あなたはどういう反応をしていますか? 

 

例えば職場。

毎日人と顔を合わせる場所です。年齢も様々ですし、色々な方がいますよね。

私自身、会社員をしているので色々なことを日常感じます。

交わされるのは、どんな言葉が多いですか?

色々な不満や愚痴が日常会話になって、それに疲れてしまっている、

というケースを最近よく耳にします。

愚痴を聞くのがコミュニケーションの一環になっているから、

辛くても『仕方ないこと』として流してしまったり。

あなたにとってどんなことが『日常』になっているか、

そこを客観的に見る事がとても大切なような気がします。

 

ポジティブな言葉を交わすことが多い人間関係なのか。

ネガティブな言葉を交わすことが多い人間関係なのか。

仕事に限らず、プライベートはどうですか?

私自身はポジティブな言葉を交わすことが多い人間関係だなと感じています。

職場でもそうですが、プライベートも同様です。

でも、同じ環境でも全く正反対の経験をしている人の話しも聞こえてきたりします。

 

「私の性格だから~」くらいに思っていましたが、

改めて考えてみると、自分の中で気を付けている点がいくつかありました。

日常では無意識なのですが、例をあげてみますと…

 

『自分が楽しかったことを周りに伝えている』

楽しい経験や嬉しいことも何気なく話しますが、自分の失敗したことも話します。

そうすると周りも笑って、自分も笑って、肩の力が抜けるのです。

笑うって、とても大切だなと思っています。

空気も一瞬にして変わる。どんな言葉よりも、力強いパワーがあります。

楽しそうにしている姿ってすごく嬉しいし、幸せを感じます。

 

『自分が疲れすぎないよう、リラックスするようにしている』

イライラの根源は、自分の疲れや余裕の無さから発生するような気がします。

だからこそ、とてつもなく疲れている時は、それだけでもうストレスを作りやすい。

ストレス製造機です。(笑)

それを客観的に捉えて、あまり深く悩まずに早く寝ます。

 

『すごくイライラしている方たちの話しに入りこみすぎない』

自分の状態によっても全く違うので、その時々で対応を変えています。

自分がとても疲れていたり、余裕の無いときは

話しに入らないようにしているかもしれません。

自分の意思で調節できないときは、話しを聞いているけれど、

実はあまり聞いていないかもしれません(笑)

相手のイライラを取り込まないように、目に見えない『一線』を引いて

対応しています。

 

『相手を褒める』

これは無理やりではありません。

無理やりだとストレスになりますし、相手にも伝わります。

純粋に、自分が感じることを伝えます。

そうすると、相手の言葉からトゲトゲしたものが無くなります。

自分の中が整理整頓できていると、周りの人の素晴らしい点も

純粋に見つけていけるから不思議です。

 

まだまだありますが、ちょっとしたポイントをあげてみました。

書いてみると、結局は自分のストレスが増える状況を把握して、

そうならないようにコントロールしているのかな?と感じます。

 

思っている以上に周りに影響を受け、自分自身も影響を与えている。

それが人間関係ですね。

どうせならば「一緒にいて楽しくなる!」「嬉しくなる」

「元気になる!」と言われたいですよね。

 

あなたの日常はどんなことが『普通』ですか?

まず意識をすることから始めてみる。

生活する上でとても大切なことだと感じています。

Vol.17 【楽しめる自分が笑顔の未来を作る】

 

暑かった夏から随分と涼しくなり、

すっかり秋の気配が漂う季節となりました。

皆さんいかがお過ごしですか?

 

私はこの夏、初めて岐阜県へ旅行に行ってきました。

3泊4日のゆったり旅行。

高山駅周辺に2泊、白川郷へ1泊しました。

事前の下調べも余念がありません。

行ったことのある友人に話を聞いたり、ガイドブックも2冊買い(笑)

色々と下調べをして意気込んで行きました。

旅行は行く前の準備期間が楽しいですからね!

 

その甲斐もあってか、さるぼぼの手作り体験をしたり、

高山市の古都さんまちで食べ歩きしたり、

歴史的な高山祭の『祭屋台』を観に行ったり、

白川郷では屋外映画祭を体験したり、

色々と楽しむことが出来ました。

 

でも予定通りにいかなかったこともありました。

白川郷の荻町城跡展望台という

合掌造り集落を見渡せる有名な展望台へ向かおうとしたときの出来事。

ガイドブックに書いてあった情報では、シャトルバスで展望台まで約10分、

徒歩で行くことも可能と書いてあったので、

昼食後、運動がてら歩いて行く事にしたのです。

 

シャトルバスが通る道を歩いていけば辿り着くはずと思い、

歩き始めたのは良いのですが、なかなか辿り着かない。

山道なので結構な坂道です。

サンダルだったので急激に疲れが出ます。

そして展望台は人気スポットなはずなのに、

私たち以外歩いて向かう人が全くいない。

いつ辿り着くのか分からないまま、休みながら歩き続けて30分。

やっと到着しました。

 

そこで観た景色、それはそれは綺麗に感じました。

そして帰り道、初めて気が付いたのです。

実は徒歩用階段があったことを・・・。

そこには『登り8分、下り5分』と書いてありました。

『うそ―!あの時間は何だったの?』と叫んだのは言うまでもありません。(笑)

この徒歩用階段のこと、私が調べたものには書いて無かったので

見つけることが出来ませんでした。

つくづく、行ってみないと分からないものだなぁと思いました。

 

どんなに事前に詳しく調べたとしても

やっぱりその場に行ってみないと分からないことが沢山あります。

インターネットの中も、本の中も、人からの話も

とても貴重な情報だけれども、それはどこまでいっても

『情報』であるということ。

 

実際自分の足で歩いてみたら、そこには全く違う景色がありました。

自分が経験していなくても、行った気分になれてしまうくらい

情報が溢れていますが、やっぱり自分で体験しないと

本当の意味で『分かる』ことは出来ないのですね。

 

この出来事を振り返って思い出すのは、

あの山道を歩きながら見た綺麗な花々。

観光客で溢れる白川郷で、全く人が居ない静かな空間。

そして達成感溢れながら見た展望台からの景色。

予定してない疲れもあったけれど、それも含めて楽しい思い出です。

 

周りに誰もいないことを不安に思って道を戻るのでなく、

面白がって、きっと辿りつけるはず!と信じて

登り続けられたことが大きかったなと思います。

こういう予想外の出来事が起きた時

『普段の自分』が見えるものなんですね。

非日常である『旅先』だからこそ、クリアに感じました。

 

日々の生活の中で起こる、自分の想像とは違う出来事。

これはどんな人にも起こります。

その時、その出来事のどこを見ていくか?

思い通りではない!というところにフォーカスしていくのか、

違う可能性を見てポジティブに捉えて次に進めるのか?

この二つの結末に待っている未来は正反対のものです。

思っていたものと違い最悪な経験だった。

思っていた以上の経験が出来て最高だった。

実はスタートは同じだったりするんですよね。

 

どんなことも、楽しんでみる。

そうすると、張りつめていた思いが緩まって余裕が出てきます。

その気持ちで毎日を過ごせたら、

悲しい顔より自然と笑顔が増えていきます。

『思っていた以上の経験が出来て最高だった!』

そんな人生にしたいものです。

 

皆さんも是非、

目の前の出来事を楽しんでみることから初めてみてくださいね。

Vol.16【得意なことはあなたらしさへのヒントです】

 

皆さん、特技って何ですか?

 

「突然言われても、分からない~」

という方、質問を変えますね。

 

得意なことってどんなことですか?

 

そう聞かれて、さらっと言える人と言えない人がいると思います。

では、言えない人へお聞きします。

自分以外の人、例えば仲良しの友達の、

特技だと思うところや凄いなって思うところ、言えますか?

自分のことより、よっぽど言えたりしますよね(笑)

 

自分のことってなかなか分からないものです。

でも案外、自分にとって特技にもならないと思っていることが

周りから見たらすごいことだったりするんですよね。

 

あなたが周りに対して『ここ、すごいな!』と思うように

あなたも周りの人から『ここ、すごいな!』と思われている。

でも周りから褒められた時に、『こんなこと、大したことはない』と、

かき消して無いものにしているのは、自分自身だったりしませんか?

 

私はずっとそうでした。

人に褒められても「自分なんて大したことはない、つまらない」と心にも留めず。

それなのに、周りの人は自分と違って本当にすごい!と、人と自分を比べてばかりでした。

これってどんどん暗くなるんです(笑)

 

でもある時、「大したことはない、つまらない」部分に、

自分へのヒントが隠れていることに気が付きました。

「大したことはない、つまらない」は、言いかえれば、

自分がすごく頑張らなくても出来てしまう得意なこと、特技なんです。

相手の心に響くポイントだからこそ反応がある・・・それってすごいことだと思いませんか?

 

相手の心に響くということは、

そこがあなたの長所であり、あなたの売りであるということ。

その長所を生かすことが、あなたらしさに繋がる一歩だと思うのです。

私自身、自分には何もないと思っていた時期がありますが、

人はこの世で学び成長するために色々なことを決め設定して生まれてきているという

【魂の視点】を持ってから、色々と見方が変わりました。

 

自分が何のために生まれてきているのか?

自分の得意とすることが、たまたまではなく、

この世で目的を達成するために与えられているセンスかもしれない。

そんな風に見てみると、あなたの得意なことは、あなた自身の大きな武器になるのです。

何よりも、ヒントは自分の中にある。

そこを信頼してみてください。

 

そして1つ1つの「大したことはない、つまらない」を流さず受け止めてみる。

「好きで得意なこと」、そして「自分ではとくに気に留めないけれど人から褒められたこと」些細な事でも良いので書き出してみて下さい。

やってみると、新しく見えるものがあると思います。

 

そして次に、その特技をもっと活かすには?どんな方法があるか?

その方法を考えて、小さなことから行動してみてください。

特技は育てればもっと素晴らしいものになります。

でも反対に、何もしなければ本来の力が眠ったままかもしれません。

まず自分で受け止めて、活かす努力をしていく。育てていく。

その積み重ねが、未来、想像以上の自分を作っていくと思うのです。

 

人が地球上に誕生することは、奇跡だと言われています。

せっかく生まれてきたならば「今の自分」を、精一杯生きる。

そのためにぜひ、あなたらしさを大切にしてほしいと思います。