いくつになっても人生を好転させるこができるヒント
Vol.5 【切り替え】
もやもやして抜け出せない状況になること、ありませんか?
そんな時、あなたはどうしていますか。
抜け出せない状況に置かれたら、ずっとそこに
留まっていたくはありませんよね。
その状況が続くと、エネルギ-を消耗してしまい
何も行動できなくなってしまう事もあるものです。
そんな時は、空気を変えてみましょう。
切り替えれば流れが変わります。
実際に外へでて深呼吸をしてみてください。
そうすると心の閉塞感も少し改善されますし、
身体を動かすことで循環もよくなります。
いろんな切り替え方はあると思いますが、
自分に合う方法を日ごろから見つけておくといいですね。
他にも簡単に出来ること・・・
美味しいものを食べる。お気に入りのお店に行く。
観たいDVD を借りて観る・・途中で寝てもいいのです。
気の合うお友達と電話をする・・話を聞いてもらったり、
何気ないおしゃべりをしたり・・・。
そしていつもと違う行動パターンを取ってみるのも良いでしょう。
新しい発見があるかもしれませんよ!
自分の心と身体を満たすことで切り替えができ、
少し時間を置くことによって冷静になれるものです。
自分とって「これをすれば切り替えられる」と信じることも、
とても大事です。
しなかったこと・してしまったこと、
過ぎたことや起きてしまったことに心を留めるのではなく、
次の行動に心を向けていくために切り替えていきましょう。
また、起きたことをそれまでの捉え方ではなく、
違った方向から見ることで視野が大きく広がります。
マイナスのパターンがプラスのパターンに変わり、
困難に思っていたことが、いつの間にか乗り越えられていた、
ということに繋がります。
是非色々なことを試して、自分にとっての切り替え方を
いくつか持ってくださいね!
Vol.4 【素直さ】
あなたは、
素直に「ありがとう」
素直に「ごめんなさい」
言えていますか?
言えないなあ・・と思った時はどんな時ですか?
特に
「ごめんなさい」が言えない時の心の底をのぞいてみると、
自分の意に沿わない・・・ということも多いのではないでしょうか。
だって○○だから・・・
でも○○だから・・・
「は」「が」と言う時は、
自分中心で我が出ている状態のような気がします。
私は正しい・・・
私が正しい・・・
勿論、理不尽なこともあるかもしれませんが、
何かトラブルがあった時に感情が先に出てしまい、
攻撃的になったり、自分を守ろうとして壁を作り、
頑なになったりするのではないかと思います。
後から落ち着いて考えてみると相手の言うことも理解できる・・
そんなことも、よくあるのではないでしょうか?
何かあった時に、相手のことだけを見るのではなく、
一呼吸置いて、自分はどうなのか?どうだったのか?と
考えてみてください。
多少なりとも自分にも非があることが分かれば
「ごめんなさい」も素直に思えるのではないでしょうか。
人とのコミュニケ-ションという上では【素直さ】がとても大切です。
また、行動を起こすという点でもこの【素直さ】は必要なことです。
何か新しいことを始めた時、初めての経験を楽しむ。
その経験を重ねていく先の自分を想像してワクワクしてみる。
失敗したらどうしよう!とか、 恥をかいたらどうしよう!なんて、
考えてしまうかもしれませんが、「失敗」ではなくて「経験を積む」、
と思ってみてはいかがでしょうか。
これも一つの、素直に楽しめるコツなのだと思うのです。
よく「子供のように素直に・・」と形容されることもあると思いますが、
私の二人の孫娘を見ていると・・子供たちもいろいろあるらしく
時には複雑でいつもいつも素直ではいられないようです(笑)
素直さは子供だけのものではありません。
いくつになっても人とのコミュニケ-ションを円滑に、
いくつになってもやりたいことを楽しめる・・・。
大人になっても【素直】っていいですよね!
Vol.3 【受け入れる】
日々起きるさまざまな出来事や生まれた時からの環境を、
「受け入れがたい・・・」
と思ったことはありませんか?
私の母はとても気難しい性格で、
3人娘の真ん中だった私は、いつも叱られてばかりでした。
母に突き放されている・・・という思いも強く、
私にとって「母娘」というには遠い存在でした。
でも小学校高学年から中学の頃になると、
「なんとなく」から「はっきり」と両親の関係が見えてきました。
幸せそうに見えない母を見て、「大変だなあ」と思うようになり、
そう思えてから、母の気難しさもキツさも、
少しずつ受け入れられるようになっていったのです。
子供心に、「なんとか母に優しくしてあげたい」
そんな気持ちもあったと思います。
そうはいっても相変わらずな母でしたが、わたしに娘が産まれ、
家業を手伝っている時には、よく娘の面倒をみていてくれました。
娘に対して、愛情いっぱい、そして細やかな優しさいっぱいの母を
みて感じたことは、
私もこんなふうに育ててもらったんだな・・・ということでした。
「母は私が可愛くなかったのかもしれない・・・」
ずっと心にあったそんな気持ちは消えて、
私を育ててくれたことへの感謝で溢れました。
私が40歳の時にお店を移転して、それをきっかけに父母と同居。
9年後に母が亡くなるまで父母の関係は変わりませんでしたが、
客観的に“父母の夫婦の問題”と認識して受け入れることで、
子供の頃のように心が揺り動かされることもなくなりました。
そして母が亡くなるまでの4年間は、母と手を繋いで歩いたり、
入院後は毎日病院に行って母の身体をマッサ-ジしたり・・・
沢山のスキンシップをさせてもらって、小さい時から切望していた
「娘であるしあわせ」を心から感じさせてもらいました。
子供の頃からいろんなことがあり、
受け入れるまでに時間がかかったことも沢山ありましたが、
経験を通してわかったことは、
まずどんな状況でも受け入れることで、物事を冷静に捉えられ、
対応できるようになるという事です。
起きたことを変えることは出来ません。
もちろん親・家族を変えることも出来ませんよね。
いつまでもそこに心が止まっていると前には進めないのです。
自分は今、経験を積み重ねている・・・ということを認識して受け入れる。
そして切り替えて対処していくことができれば、
次に同じようなことが起きた時、
たとえ心が揺れたとしても、時間が掛かったとしても、
乗り切ることができると思うのです。
その繰り返しで到達できることがあるのではないか、と思うのです。
そして今の状況は、魂が自ら選んでいるとするならば、
受け入れることで自分の人生を生きる、ということに
なるのではないでしょうか?
これからも自分の魂が選んできた道を精一杯受け入れて、
自分の人生を生きていきたいと思っています。
Vol.2 【自分と向き合ってみる】
自分と向き合ったこと、ありますか?
人は課題を持ってこの世に生まれてくると言われています。
そう考えると、苦手な事があっても当たり前なのですね(笑)
でも、なかなか受け入れられないと苦しくなってしまいます。
自分に対して否定的だったり、
何かもやもやする・・・
どうしていいか解らない・・・
問題はどこにあるのか・・・頭の中でぐるぐる・・・
あまりに解らなくなって、
とりあえず解決しようとすると、きつくなる。
時には心と反対のことをしなくてはいけない。
表面上を取り繕っていると、益々心とかけ離れていく・・・
私自身、なかなかぬけだすことが出来なかった時に
やらざるを得なかったのが
「自分と向き合う」ということでした。
なぜいつもこうなんだろう・・・?
自分の心の深いところには何があるのか?
私は子供のころ、とても我の強い子でした。
人と意見が食い違うと、いつでも自分が正しいと思っていました。
その反面、いつも人に理解されていない・・・と
孤立しているようにも感じていました。
あくまでも自分に原因があるのではなく、人に対して不満ばかり。
そしてまた同じつまづきがあって・・・と、
ぐるぐる繰り返している状態です。
今考えると自分に原因があるなんて思っていなかったわけですから、
変わりようがない。
当然ですね(笑)
本心には蓋をして、見ないふり・感じないふりをする日々。
いつの間にか鎧をまとい、益々人と本音の会話も交流も
出来なくなっていきました。
でも心では「こんな状態から抜け出したい」そう思っていました。
月日が過ぎ、今から4年前に
メンタルエステスク-ルのさちよ先生との出会いがありました。
久しぶりに連絡させて頂いたご縁は、
私にとって必然必要の大きなチャンスでした。
セラピストになる学びは自分を見つめる日々の連続。
人は人それぞれいろんな考えがあることを受け入れることで、
自分をも受け入れる。
どんな自分も自分。
少しずつそう思えてきたのです。
自分だけが正しいと我を張っていたことは、
実は心から自分を信頼していたわけではなく、
不安に思っていた、ということ。
誰のせいでもなく何かのせいでもない、
ありのままの自分を受け入れること。
繰り返しつまずく問題は、
自分の心の根っこにあるものが要因となって起きることが分かり、
さらけ出された自分を見つめるちょっと痛い作業ですが、
結局はこうすることでしか心のもやもやは解消できないのです。
少しずつ少しずつまとっている鎧のようなものを剥がしていくことで、
重い荷物を降ろしたように心も軽くなりました。
心のもやが、霧が晴れていくような感じです。
この世に生まれてきた課題から逃げないで自分磨きをしていくことは、
本当の自分を生きる・活かすためにチャレンジすることだと思います。
私は55歳からのチャレンジでした。
もっと早くから・・・と思ったこともありましたが、
年齢を重ねていろんなことを経験した今だからこそ、
身に染みて実感できることが沢山あります(笑)
自分と向き合ったからこそ、
これからの人生まだまだチャレンジしていきたい、
心からそう思えるのです。
Vol.1 【直感を大切にする】
「直感」という言葉を聞いたことがありますか?
(直感:推理・考察などによるのでなく、感覚によって
物事をとらえること(大辞泉より))
ひらめき・インスピレ-ションという言葉でも表現されています。
これは特別な感覚ではなく、日常の中で普通に感じているものだと
思うのです。
たとえば買い物をしている時、ふと目に付いた物があったとします。
「あれ?」と気になったけれど買わずに帰ったら、
実はそれは家族が欲しいと思っていたものだった!
あぁ、買ってくれば良かった・・・!
なんて、そんな経験はありませんか?
とても小さなことのようにみえて、
実はここに毎日を過ごしやすくするコツがあるのです。
私達は毎日の暮らしの中でいろんな選択をしています。
すべてのことを自分の中のセンサーで決めているのです。
そう考えると、自分を信じることは、とても大切な事だと思いませんか?
でも迷ってしまうことだってありますよね。不安になることもあります。
自分はこうしたい・・・。
だけど、人にどう思われるだろう・・・?
本当にできるのかな・・・?
知らないことや経験のないことに、不安はついて回ります。
しかし、誰でも新しいことを経験しながら成長していくのだと思います。
そこに年齢は関係ありません。
大人になっても新しいことに挑戦していく中で、
「自分が何のために生まれてきたのか」
「何をするために生まれてきたのか」
という事と真剣に向き合い、人生のタ-ニングポイントを得て、
生き方が大きく変わったという方もたくさんいらっしゃいます。
自分の直感・感覚を信じきるということは、
なかなか難しいことかも知れません。
そこで考え込む前に、感じたことに素直に従って行動してみると、
大変だと思っていたことが案外すんなりできたりすることもあるのです。
迷いや不安は、行動することで解消されていくものだと思うのです。
是非、日常の生活の中で感じたことを素直に行動してみてください。
行動に移すには、まずは自分でやると決めること。
次に、現実的に行動するためにはどうすればよいのか方法を調べること。
そして行動。
あとは動きながら調整していく。
すると、次々とやるべきことが解り、進むにつれて
確信が得られると思います。
自分のセンサ-・直感、つまり自分自身を信頼することで、
その先の未来を切り拓いていけるのです。
たとえ思うようにいかなかったとしても、それを経験として積み重ね、
自分を信頼する布石としていけるのです。
直感を大切にして、自分の人生を生きてみませんか?